心が変われば・・・運命が変わる

もう、何度も載せているので、読み飽きたと思うのですが、

長田にとっては転機になった大切な1冊です。

 

 

 

不動心 (新潮新書)

不動心 (新潮新書)

  • 作者: 松井 秀喜
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/02/16
  • メディア: 新書


2007年2月のある日、日刊スポーツを読みながら、回鍋肉定食を食べていたらこの本の広告がありました。最初は「どうせライターが代筆したんだろう」と思いながら読んだのですが、確かにこれはライターが書いたものだったのですが、その中には本当に普段TVや新聞で見る等身大の松井秀喜がいました。そして松井秀喜が本当にいい人だと知りました。(長田はアンチ巨人だったで、その当時はあまり良く思っていませんでした。)

その年の3月の3者面談で(長田は春に独自で面談を開催することが頻繁にありますw)この本を生徒に勧めつつ、いろいろな本に興味を持つようになりました。特に新書ですね。

この本の中で印象に残っている言葉は2つ。

1つは星稜高校のベンチに飾ってある言葉

 心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

最近、人格が変わることの意味を知り、さらにこの言葉が腑に落ちるようになりました。

もう、本当にこの9年で長田の人生は変わったなと感じます。

 

もう1つが、中国の故事でもある、

人間万事塞翁が馬

ちょっとウィキペディア様に解説していただくと、

「 国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。

その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどだったが、翁は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。

すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ。しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。

それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、片足を挫いてしまった。周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かも知れない」と告げる。

それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、戦争に駆り出されて戦死した。しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという

このことから、人間、良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなり、だから、あまり不幸にくよくよするな、とか幸せに浮かれるなという教訓として生かされる言葉になり、人間万事塞翁が馬などと使われる。」

 

自分の目の前でおきたこと、おきること、それが良いことなのか悪いことなのかは分からない。だからこそ、目の前にあることをそのときの感情で決めるのではなく、まずやってみる。それを経験値として次に活かしていく。長田はそういうふうに捉えています。

 

松井好きの人は是非読んでみてください。もしかしたら長田のように一大転機になるかもしれません。

 

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