器が大きい、というのも確かなのだが、それ以上にマイワールドが海のように広い。
それが「ひろし」先生の印象だ。
しゅうとくの「じゅんじ」先生も
「あいつ、すぐに生徒の中に溶け込むんだよな~。まるで自分の学校の生徒と接している感じで」
と言っていたが、他校の生徒に指導というよりも、フレンドリーにあれだけ接することができる先生も稀だろう。
以前から学校が近いという事で、出稽古などでうちの生徒の面倒を本当によく見てくれるが、長田の面倒もよく見てくれる。
長田の中学時代を知らないのに「所沢の怪童」と勝手に名づけたり、なんというか、よくそこまで勝手に思ったことを口に出せるな~と思う。あと、「たけし」や「こうへい」、「りえ」が都大会などで結果を残したときに「Made in Komagome」と評してくれたのは本当に嬉しい思い出である。
1つだけ、愚痴を言わせてもらうと、11月に行われる文京区民大会で、当時高3の「しょういち」を団体戦に出して優勝を奪ったときに、「高3を出すのは卑怯だぞ」と言いながら、翌年「けいかしょう」も高3を出場させて優勝を奪い返されたときには、「おいおい去年俺に何て言ったのか忘れたのか!」と突っ込ませてもらった。
今年から「ひろし」先生が支部長となり、長田が副支部長になって今まで以上に話す機会が増えたのだが、「ひろし」先生の顔の広さもさることながら視野の広さには非常に驚いた。なんだろう。見ている世界が違うんだろうな。例えるならば、坂本竜馬だろうか。次元が一つ違うところにある。
「ひろし」先生はたまに足元が見えていないこともあるので、そこを長田がフォローすればいいのかなと、自分の役割りを考えながら副支部長の責務を果たしている最中である。
「じゅんじ」先生と「ひろし」先生に掴まってしまったために(苦笑)、副支部長なんて役職をするようになったが、おかげで自分自身の世界も広がった。それはやっぱり、「ひろし」先生のマイワールドの大きさのお陰なんだな。
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