食で身体に栄養を!
本で心に栄養を!与えよう!
ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
気に入ったら是非是非購入してください。
美しい「大和言葉」の言いまわし: さりげなく、折り目正しく「こころ」を伝える (知的生きかた文庫)
- 作者: 日本の「言葉」倶楽部
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/11/24
- メディア: 文庫
うがつ
「きみはうがった見方をするんだね」と言われたら、「私はそんなに疑い深いのかな、ひねくれているのかな」と考え込んでしまう人が多くいるかもしれません。「うがった見方」は何事も疑ってかかる、考えすぎ、といったマイナスのイメージに捉えられることが多いからです。
しかし、「うがつ」のもとの意味は穴を掘る、開けるで、そこからものごとの本質や、隠れた部分を的確に見抜くことも意味するようになりました。
すなわち、「うがつ」は褒め言葉なのです。「うがった見方をする人だね」と言われても落ち込む必要はありません。褒められているのですから!
ただし、「うがちすぎ」になると、うがつことの度がすぎて、かえって真実からそれてしまい、要点を見失うことを意味します。
どこまでが「うがつ」でどこからが「うがちすぎ」なのか、自分の中で線引きをしておいたほうが良いでしょう。
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