勝言。その2

食で身体に栄養を!

本で心に栄養を!与えよう!

ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
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人生の励みになるアスリートたちの言葉 勝言

人生の励みになるアスリートたちの言葉 勝言

  • 作者: アスリート勝言研究会
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2011/12/22
  • メディア: 雑誌
 
絶対に負けない方法を知ってるかい?
勝つまでやめないことだよ。
アンディ・フグ
1990年代の格闘技ブームの火付け役となったK-1。その創世記に、K-1四天王の一人に数えられ、トップファイターとして絶大な人気を集めた青きめのサムライ、アンディ・フグ。身長180センチ、体重98キロと格闘選手としては決して恵まれた体格ではなかったが、手酷い負けを喫してもリベンジマッチで追いすがり、下馬評を覆して劇的勝利を収めるといったある種泥臭いファイティングスピリッツを体現して見せたところは、まさしく「鉄人」というニックネームが相応しい。
そもそも彼は、最初からスター街道を歩んできたわけではない。85年、89年の極真ヨーロッパ選手権でこそ優勝しているものの、世界の壁を越えることはできなかった。世界大会には87年と91年に出場しているが、87年大会は決勝で松井章圭に敗れ準優勝、91年大会では後に極真を背負ってK-1に参戦することになったフランシスコ・フィリオに一本負けを喫している。
フグはその後、極真を離れ正道会館からプロ格闘家の道を歩み始めるが、97年に開催されたK-1DREAM97では、K-1王者として初参戦のフィリオを迎え撃つも、右フック一発で沈んだのはまたもフグのほうだった。判定という2文字はなく、戦いは勝つか負けるかしかない。そういった潔さがフグのファイトスタイルだった。一度の負けで全てを失ってしまうわけではない。心が折れない限りかつための戦いは続くのだ。
長田
フグの試合は感動するものが多かった。どこか武士道に近いものがあったよね。
何度でも何度でも諦めずに立ち向かう。大事なことだ。

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