集中力は鍛えることができる,
と長田は思っている。
よく、受験のときに、運動部の生徒が受験直前に一気に成績を上げるといわれている。それって、今まで知識が入っていないからだという人もいるだろうが、別に他の人だって勉強しているんだから抜かれることはないと思う。もっと言えば知識が沢山ある人のほうが色々と繋げることができるから、成績を向上させる可能性は高いと思う。
たぶん、日頃の練習で集中力を鍛えているから、他の人と比べて勉強の密度が濃いのだと思う。よく生徒が1日2時間勉強するとか言うが、長田は時間じゃなく量だと言う。ボーっとした1時間より集中した10分のほうが効果がある。だから運動部の生徒は最後に一気に成績が上がるのだと思う。
では、集中力をつけるには、部活動に入らなければいけないのか。いや、そんなことはない。集中力とは無心になることでもあるから、写経や坐禅でもいいだろう。ヨガもきっと効果があるだろう。あと、百人一首や将棋なども中々集中力が要求される。
また、夢中になることも大事だ。「あれ、もうこんな時間?」と時が経つのを忘れるような経験だ。そういった意味でゲームも集中力を鍛えるには適しているだろう。担任している生徒でもゲーマーは受験楽修にCHANGEしたときの成績の伸びは目を見張るものがある。
以前、運動神経に悪いということはない、とコラムを書いた。それと同様で「集中力がない」とは「今まで集中する機会が少ない」だけだと思う。だから、もしも集中力が無いなぁと感じることがあるなら、まず試行錯誤しながら夢中になれるものを探してみるといいだろう。きっとそれに対しては恐ろしいほどの集中力を発揮するだろう。
だから楽修とは、その勉強に対する楽しみを探すことにあると思う。ゲーム感覚で楽しむことも大事だし、何故かを考える時間を大切にする。図鑑などで調べるというのもいいだろう。だって集中力は鍛えられるのだから。
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