教える事に飽きた。

(先に言っておきます。誤解するような表現をしますが、誤解しないでくださいね)

 

ぶっちゃけた発言になるが、

最近、柔道部の顧問に飽きている。

それどころか数学を教えることにも飽きている。

 

 

 

正しくは、「飽きている」というよりも、「自分の指導力に限界を感じている」だろう。

もちろん限界とは「これ以上できない」という意味ではなく、まだまだ学ばなければならないことも多いし、

意欲的に学んでいかなければいけない。

 

 

ただ、なんというか、今は「人を育てる」ということのほうが楽しい。

たぶん、今年は高3を担任していることで、受験に悩んでいる生徒からの相談が多く、

彼らに対して、どのようなアドバイスを送るのが最適なのかを考えているからだろう。

 

たまに、上手いアドバイスができて、

淀んでいた瞳が輝く瞬間を見るのがたまらなく嬉しい。

 

本当はそれを柔道の指導や、数学の指導でしなければいけないのだろうが、

最近は言葉という楽なものに逃げているような気もしないでもない。

 

だけど、言葉といえど、それは、日頃からの読書で培ってきたものであって、

他の先生には真似できないものだという自負もある。

 

だから逃げているというのは間違いで、

たぶん新しい分野を開拓しているというのが

ニアリーイコールなのだろう。

 

「教育」とは、「教えて育てる」ことだが、

最近は育てることに重点を置いているような気がする。

 

 

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