非日常空間

今日は玉蘭祭です。

これは過去の長田クラスでNo.1の演目だったときに学級通信に掲載したコラムです。

 

4の日は、縁ある人や柔道部全体の話を載せるけど、

こうやってクラス全体の話を載せるのもありだと、最近気づいた。

 

非日常空間

 今回の9組のテーマであった“非日常空間”どこまでゲストに喜んでもらえたて非常に嬉しかった。私が教員から聞いた感想でも“照明を暗くしているのは(素晴らしい装飾が見えないので)もったいない”、“(待っているときにヒエログリフをしてもらうなどの)工夫が非常に凝っているので来年使わせてもらうよ”“工夫すれば文化的にできるんだねぇ”と今までにない評価を得ている。さて、私が9組の評価を加点減点で行うと次のようになる。

 

最初に反省点は10組の掃除と準備不足だろう。前日準備から10組の教室を9組が占領する形になってしまったが、玉蘭祭終了後、自分のクラスの清掃だけに集中し、使わせていただいた10組の清掃を怠ってしまった。もっと周囲への感謝を意識したい。ただ、3階の清掃を頼んだときに、私がお願いしたこと以上に、他クラスのペンキ落としを行っていたグループがあったことには感動した。

 

もう1つの準備不足は今回の準備中に私が一番怒ったことだろう。大回廊の進行具合、電球は電池・コードどちらを利用するのか、衣装の準備。これらに関しては今後の受験でもどれだけ先読みして準備するかにも関わっているので、ただ闇雲に行動するのではなく、計画的に行動してほしい。点数をつければ-30点だろう。

 

準備ができていたという点で褒めたいのは運の間である。準備を始めたのも終了させたのも一番だった。それでいて、あのクオリティの高さ。すごい雰囲気が出ていたし、真ん中として場面転換の役割を十二分に果たしていたことに感心した。もちろん他のパートも装飾は文句なしである。夏休みに美術館や博物館に行き、本物を鑑賞してきたのは大きかった。ヒエログリフや葬送の絵など本格的であった。装飾は+50点といったところか。

 

そして私が一番生徒の行動で感動したのはゲストを迎えるための創意工夫と切り替えの速さだった。教室の装飾だけでなく、夜遅くまでアイデアを出し合っていた姿勢はものすごく良かった。さらに1日目終了後に2日目に向けて待機しているゲストに数学などの問題を出す。知恵の間の問題をヒエログリフだけにするなどの変更を臨機応変に決定できている姿を見て、“こういう姿を審査員は採点してくれないかなぁ”と思ったし、“優勝しなくてもいいかな”と思ってしまった。そう思ったのはもちろん、私の想像以上の“非日常空間”を君たちが作り上げてくれたからだ。創意工夫は+30点だろう。

 

以上より、満点を100点としたときに、私の評価は150点である。私が担任したクラスの中で1,2を争う非常に満足できる“非日常空間”だった。最後に1つ、はつみ委員長を始め、中心で活躍した人々本当にお疲れ様。よく頑張った。

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