洗えば使える泥名言。4

食で身体に栄養を!

本で心に栄養を!与えよう!

ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
気に入ったら是非是非購入してください。

今回はコチラ。

著者を知っている人は想像つくでしょうが、

下ネタもどこかで載ることでしょう。

洗えば使える泥名言

洗えば使える泥名言

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

うちはピンハネじゃない。

全ハネだから。

 

博報堂のMさんがサラッと言ったんです。「うちはピンハネじゃない。全ハネだから」って。なるほど、さすがだなーと思いましたね。泥棒したうえにおごらせるみたいな広告代理店の“抜き”の見事さ。電通のビルとか、見ました、奥さん?「何にも作っていないのに、こんなもん建てちゃうのかー」って。

 

こんなに不況なのに、テレビCMの値段下げませんもんね。パチンコ屋から美容整形から何から、もうぼるわぼるわ。「広告代理店比較ドットコムがあったら真っ先に使うのに」って高須先生がぼやいていました。

 

本当はもっと安い値段で買い叩けるのに、絶対それをしない。実際、たとえばK-1のリング広告とかでも、個人で工業主と交渉したら、「じゃあ、300万円でいいです」ってなるところを、代理店通すと1億とかで売られたり。高須先生も名古屋の人間なので、お金は使ってもそういうバカな使い方はしたくないという人だから、直接電話して「いくらですか」ってやっていますね。

 

でも、まぁ、「1割取るから憎まれるんだよね。全部取っちゃえば、わかんないじゃん」っていうのは、そりゃそうだよなー、お見事だなーって思いましたね。だって、どうせ憎まれるんだもん。よく離婚とか彼女と別れるときに、きれいに別れようとするバカがいるじゃないですか。あれ、一番ダメですよね。どうせ何やったって嫌われるんだから、もう「どうしてこんな奴といたんだ、私」って思われるぐらい嫌われたほうが分かりやすいんで。

 

伊集院静さんなんか、女が包丁持って、「死にます」って言ったときに、「向きが間違っている。それじゃ死ねない」、「手はちゃんとこう持って、こっからこうクルッとひっくり返して、ここを狙ってね」ってやったら黙って出て行ったって。どうせ別れるなら、そこまでやらないとダメですね。

 

 

長田

昔なら「神様」、今なら「広告」を発明した人って凄いなぁって感心します。

詐欺師でしょ。

 

 

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