食で身体に栄養を!
本で心に栄養を!与えよう!
ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
気に入ったら是非是非購入してください。
今回はコチラ。
- 作者: 祖川 泰治
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 単行本
「国語力」と「算数力」の素地
最近は、就学前にひらがなが書けるようになっている必要があるといわれます。けれども、五十音のひらがながすべて書けなくても、それほど問題にはなりません。小学校でも一からちゃんと教えてもらえます。
それよりも、本をたくさん読み聞かせたり、語彙を増やしておくことの方がはるかに重要です。
それは、小学校の授業で教えてもらえることではありません。そして、実はそれこそが本当の国語力の土台となるものなのです。「学校の勉強はそれほどしなかったけど、本をたくさん読んでいたので、国語の成績はトップだった。」というのはよく聞く話です。
また、簡単な足し算や引き算も就学前にできるようになっておきたいといわれますが、これも紙の上での「3+7=10」の数式が解けなくてもいいのです。それよりも、例えば5つあるアメを3つ食べたら残りはいくつとか、ピザを3人で分けるにはどう切ったらいいのかなど、数学への感覚を磨いておくことです。これがそのまま、算数力の土台となります。
算数に強い子とは、幼少期から数字感覚を身につけていた子どもが多いものです。図形に着いても同様です。ブロックや折り紙遊びが○センスを磨くことはよく知られています。
こうした、いわゆる「勉強」の外にある地的名遊びが、小学校前にさせてあげたい「幼児教育」なのです。
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