食で身体に栄養を!
本で心に栄養を!与えよう!
ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
気に入ったら是非是非購入してください。
今回はコチラ。
- 作者: 祖川 泰治
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 単行本
好奇心=意欲
意欲のある子は大きく伸びる
「知りたい」、「もっとやりたい」という好奇心は、子どもが行動するための意欲そのものです。子どもはその意欲を原動力にして、新しい事に挑戦します。これは将来にわたって大切な力です。
親御さんは、「子どもの好奇心を引き出すために、何かをしてあげたい」とよく言いますが、もともと子どもは好奇心のかたまりです。あれもこれも知りたくて、やってみたくて、いつもうずうずしています。それなのに、「大人になったらわかるわよ。」、「それは危ないからダメ」などと、せっかく生まれた好奇心をしぼませるような言動をとっていないでしょうか?
「好奇心を引き出したい」と、ことさらに思わなくても、自然に生まれています。親御さんに言いたいのは、逆に子どもの好奇心を妨げないでほしいということです。
こどもの好奇心は自然に生まれますが、その興味を広げたり深めたりできるかは、親御さんにかかっています。ところが、われわれ大人は、散歩しながらただ単に「お花が咲いているね」と言ったり、子どもに「これなぁに?」と聞かれて、「虫だよ」と言ったりするだけです。
本当は花の名前や、虫の名前を教えないと、興味は広がらず、知識も深まりません。「おしろいばなが咲いているね。ほら、この黒いのが種だよ。こうやってつぶすと白い粉がでてくるでしょう。お化粧するときのおしろいに似ているから、『おしろいばな』っていうんだよ。」などと伝えれば、子どもの中にたくさんの言葉がインプットされて、ますます好奇心が引き出され、知識も深まります。
親が花の名前や虫の名前を知らなくても大丈夫です。正直に「ママも名前は知らないんだ」と言ってください。その上で「帰ったら一緒に調べようね」と言えばいいのです。こどもは「ママにも知らないことがあるんだね」くらいにしか思いません。
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