祝辞

今月は「おおもり」監督特集。

これは長田の学級通信365号記念ですね。(紙ベース)

他校の学級通信にコラムを書いていただき

本当に感謝です。

 

祝辞

 目標を決め全力で取り組む長田先生、年間を通してクラス通信の発行お疲れ様でした。私にはできません。

 

長田文庫の皆さんがどういう気持ちでこの通信を読んで、課題に取り組んでいたか是非聞いてみたいです。私は柔道で日本一という目標に向かう途中に長田先生というまったく違うアプローチ方法を持った人と出会いました。とても大きな刺激をもらいました。

 

私が全国で優勝の手応えを感じ始めたのは、人との違いを受け入れて、歓迎できるようになってきたからだと思います。

 

高校、大学と柔道を続け苦しくも楽しく充実した時間を過ごしました。合宿所生活で世の中の中心に自分たちがいるような錯覚さえ持っていました。そしてそのまま実業団へ入りました。胸を張って入社しましたが社員全員が柔道を応援しているわけではありません。スポーツを全否定する人さえいるのです。勘違いの心を持っていた私はそれを受け入れられずに横柄な態度をしていたことと思います。

 

教員となり様々な生徒と接するようになり、個というものを学びました。100人いたら100通りの考えがあるといわれますがそれを積極的に歓迎するようになったのです。時には嫌なこともありますがそういう時こそ学んでいるときと考えるようになりました。長田先生と出会い見えていない部分も見えるようになってきました。人生とはそんなことの積み重ねのように思います。

大学生100人に80代の紳士が『10億円あげるから、今の君の人生と交換しない?』と質問しました。しかし全員答えはNO。そんな話があります。

 

例えそれがいくらでも答えは変わらないと思います。今の1日1日は途方もない金額よりも価値のあるものです。長田文庫の皆さんこれからの活躍を期待しています。

 

 

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