上達する人とそうでない人

今月はおおもり監督特集ということで、

おおもり監督からもらった文通のコラムを5つほど。

 

上達する人とそうでない人

 

上 達する選手とそうでない選手は何が違うか。よくそんなことを考える。練習量はあまり変わらない。じゃあなにか?いろいろと考えているうちに今、思いついて話したことを書こうと思う。

 

すべての、固定観念を捨ててください。お弁当とはお昼に空腹を満たすためのものです。

そこにお弁当箱があります。好きに作ってください。あなたならどうしますか。

  • ご飯だけつめる人
  • ご飯とおかず何品かつめる人
  • ふりかけもかけれる人
  • 見た目も気にする人。

Etc

さまざまなお弁当が出来上がると思います。

 

  • 理解する。

人の意見を聴く。

様々な違いを感じる。

常に学ぼうとする。

  • 応用する。

人からもらった意見や、見て感じたことをさらに良いものにならないだろうかと考える。

  • 実践する。

応用した事を、直ちに行動に移す。

 

お弁当なら。

もっとおいしくするにはどうしたらいいか?

卵焼きにチーズを入れてみたら?

ウィンナーは蛸の足の様にしたほうが食欲が出るのでは?

などなど。

 

人に言われたことに対してプラスアルファができるか。

 

 

こんな話があります。

ある中学1年生が明日の集合は7時と同級生全員に連絡するようにと言われた。

あなたならどうする?

 

その子はメールで、

《明日の集合は7時だよ。

遅れないように集合してください。

明日もきついと思うけど

1年生みんなで力を合わせてがんばろう。》

と送ったそうです。

 

なるほどと思いました。

あそこのコップをテーブルから下げるのに

ただ下げるだけの人と、同時にテーブルが拭ける人。

 

後者のような人が柔道も、人としても強くなるのだと思う。

そういう人を育てていきたい。

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