メダリストの言葉。15

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今月はこの本から!

リオデジャネイロ・オリンピック 勇気を与えてくれるメダリストの言葉

リオデジャネイロ・オリンピック 勇気を与えてくれるメダリストの言葉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス
  • 発売日: 2016/10/10
  • メディア: 単行本
 この本だと野球・サッカー以外もたくさん載っているので嬉しいですね。
ということで今回の5回は水泳の選手で!

 

東京オリンピックこそはワンツーフィニッシュを!

 

 

 

瀬戸大也(男子400m個人メドレー・銅)

 

 

「素直に言うと めちゃくちゃ悔しい」 瀬戸大也選手は400m個人メドレー試合後のインタビューで、ライバルの萩野公介選手に敗れた悔しさをあらわにしました。しかし、その表情は明るくいつものポジティブな瀬戸選 手でした。 2013年のバルセロナ, 2015年のカザンと、世界水泳では日本史上初となる400m 個人メドレーを連覇。本来ならこの種目で五輪金メダル候補の最有力候補とされてもいいはず ですが、同い年のライバル·萩野選手がいるため、いつも2番手に位置づけられていました

 

「今は間違いなく公介が世界で一番強い。一緒に練習すると、「なんでこれで世界記録が出な いの?」って思うくらい強いですよ(笑)。だから,公介との差がそのまま金メダルとの なんだと思います」 かねてより瀬戸選手は萩野選手の背中を追い続けて来ました。日本選手権の400m個人メ ドレーでは、今年まで4年連続で萩野選手に次ぐ2位。自己ベストでも萩野選手が瀬戸選手を 約1秒上回っています。今季の世界ランクも萩野選手が1位、瀬戸選手は3位。

 

 

ただ、世界舞台で結果を安定的に残し続けてきているのは、じつは瀬戸選手なのです。 「まだ自分は五輪で金を獲るのに、ベストを出さないで獲れるほどの器ではないです。現に 公介にベストタイムは負けている。だから金メダルを獲る ベストを出すということなので、 金メダルよりもベストタイムのほうを優先して考えたいと思います。今の自分の流れでこのま まトレーニングが積めたら、絶対にベストは出せます」とは瀬戸選手の弁。

 

早稲田大学の恩蔵(おんぞう)直人水泳部長は、瀬戸選手を「礼節を守りつつも、教員との 距離感が近く、ものおじせず、人懐っこい好青年」と評し、「故障など苦難も活躍のバネに変 えるポジティブさがある。決勝後の笑顔も心からの喜びだろう。新たなスタートへの貴重な1 日になったと思う」と、瀬戸選手のさらなる飛躍に期待を寄せました。 瀬戸選手は「今回の結果は、公介がロンドンからの4年間をみっちり頑張ってきた成果だと 思うし、自分は力を出し切れなかった。次の東京五輪では、自分も4年間みっちり準備して、 次こそはワンツーフィニッシュできるように頑張りたい」と話しながらも、「東京五輪で公介 に勝つ」と、その目は次の大きな目標を見据えています。

 

 

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