食で身体に栄養を!
読書で心に栄養を!
今月はこの本から!
食事中には読まないようにお気をつけください。
- 作者: 佐藤 満春
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/10/24
- メディア: 新書
うんこの世界基準「ブリストルスケール」で毎日健康チェック
私はこの本を通して、便育が普及し、排便に関する偏見が少しでもなくなればよいと思っています。子供たちだけでなく、大人も排便の正しい意味を理解し、ぜひ健康チェックに活かしてほしいと考えています。
その意味で、これから解説する「ブリストルスケール」はとても重要な存在となります。
ブリストルスケールは、イギリスで誕生した大便の世界的指標です。噛み砕いて説明すると、うんこを硬さと形7種類にわけ、便秘や下痢を診断しようというもので、便の水分量によって種類分けしています。
ブリストルスケールでは対ぴ1と2が便秘、タイプ3~5が正常の便、タイプ6と7が下痢と分類されます。理想的な便は4です。
皆さんは、おなかの調子が悪くて病院に行った際に、意志から便の状態を聞かれることはありませんか。
そんなときに、「ちょっと軟らかめ」「気持ち硬いかも・・・」といった返答をしている人も少なくないはずです。便の状態を判断する際には、どうしても主観に頼る部分が大きいので、このようなあいまいな返答になってもしかたありません。
ブリストルスケールは医療業界で普及していますが、一般にも普及すれば、医師と患者の間で、うんこの状態に関して共通の尺度で話ができるようになります。これにより、スムーズで適切な診断へと繋がりますね。
自分自身のうんこチェックの際はもちろんのこと、乳幼児がいるパパ・ママにも是非、このブリストルスケールをお子さんの健康チェックに活かしてもらいたいと思います。
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