野村の悟り。2

食で身体に栄養を!

読書で心に栄養を!

 

今月はこの本から!

 

野村の悟り

 

苦労と向き合えば

「思考力」、「感性」、「勇気」が身に付く

 

人生とは、本当によくできている。若い頃に苦労した人は、年齢を重ねてから楽ができる。逆に若い頃に楽をすると年齢を重ねてから苦労する。とはいえ、苦労は誰でも嫌なものである。大切なのは、苦労に直面したときにどう対応するかだ。それ次第でそのあとの人生が大きく変わってくる。

 

苦労に正面から真剣に向き合えば、「どうにか抜け出したい」と本気で願うものである。すると、苦労から抜け出す方法を一生懸命に考える。そこで「思考」という習慣が育まれていく。

 

野球で言えば、自分が一軍のレギュラーになるためには、ライバルと比べて何が足りなくて何が劣っているのか、その差を埋めるにはどうすればいいかを必死で探求するようになる。そうすると次第に、自分やライバルの置かれていている状況や心理、変化などを敏感に察知する「感性」も磨かれて行く。そして、苦労から抜け出すための新しいことにチャレンジする「勇気」も身についていく。

 

つまり、苦労と真剣に向き合うということは、「思考力」「感性」「勇気」を備えた、一流の人間になるチャンスであるといえるのだ。

 

 

 

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