本で心に栄養を!
今月はこの本から!
- 作者: 浅田 真央
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/05/02
- メディア: 単行本
人生の岐路に立ったら
現役引退後の半年間は目標が見つからず、本当に焦りました。
何かやらなきゃいけないけど、何をしていいのかわからない。
やるべきことがなくなったときのつらさを、初めて味わいました。
でも、たぶんそういった葛藤は誰しも抱えていることですよね。
みんな、それぞれ悩みをもっているはずですから。
そういう時は無理してあせる必要もないし、考え込む必要もないと思います。
時間が解決してくれます。
でも、ただじっとしているだけではダメ。
自分から動き出さなければ、何も始まりません。
現役引退後の半年間を乗り越えて、本当にそう感じています。
私の場合、スケートに対する想いがあふれだし、
もう1度スケート靴を履き直してリンクに立ったら、
すべてがうまく前に進み始めました。
家に閉じこもって考えている時間ももちろん大切だったかもしれないけど、
そこにずっといたんじゃ何も始まらない。自分から動き出さないと。
体を動かしてみたら、自然と心も変わっていきました。
自分の好きなことだったり、少しでも興味があることに
とりあえず打ち込んでみる。
そうすると、暗闇から抜け出せるというか、
霧が晴れていくように気持ちもどんどん前向きになっていくはず。
やりたいことで、、自分のなかにずっとあるものだと想うんです。
もちろん、急に浮かんでくることもあるけれど、
それはきっと頭の片隅にあったり、心の奥底に眠っていたりするもの。
だから、まずは自分の心とまっすぐ向き合ってみることが大切だと思います。
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