先日、Y田先輩と食事をしたとき、能力は才能か?環境か?という話になった。
「足が速い子と遅い子がいても、親は「まぁ、この子は親に似て遅いんや。しゃーないわ」と遺伝で納得するけど、自分の子どもが勉強できないときは、遺伝にせず、なんとかしようと努力させるよね。」
という話をしていた。
先輩が言っていることは「なるほど!」と納得できることだった。しかし、反論するわけではないが、「もし、将来の職業の賃金が足の速さで決まるなら、みんな足が速くなるために塾や予備校に通って懸命に努力するんだろうな~」って思った。
長田は勉強の能力は遺伝よりも環境の方が強いと思っているが、遺伝が全く無いとも思っていない。それはやっぱり、どんな子でも伸びるけど限界というのはある。やっぱり東大とか東工大って誰でも入れるものではない。
それは、短距離走で言えば、誰でも頑張れば全国大会に出れるというわけではないが、トレーニングを積めば人並み、いや平均よりは速く走れるようになる。これと同値なんじゃないかな。って思う。
まぁ、勉強できる=給料が高い、は結構な近似値であると思うが、勉強できる≠幸せになれるなので、
「まぁ、しゃーない、俺の子やもんな。笑」
と勉強以外の幸せな道を探してあげられる、
そんな家庭は間違いなく、幸福に包まれている。
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