この本はなかなかに面白かった。
- 作者: Daniel T. Willingham
- 出版社/メーカー: 東洋館出版社
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: 単行本
一番感銘を受けたのは詰め込み教育について。
詰め込み教育は否定されがちだが、それは詰め込んでいるだけだから。テストもその知識を知っているかどうかの確認テストだから。ということ。
知識は詰め込まないと新しい知識を獲得できない。もしくは新しい知識を獲得するのに多大な労力を要する。
これは上記の本に載っていたのを長田なりにアレンジを加えたもの
このアルファベットを順番に暗記できますか?
ATB
SNH
KKG
BFB
IAN
AJA
LGA
FAZ
すぐにできますか?
実はこれ、こんな感じにすると結構簡単になります。
A
TBS
NHK
KGB
FBI
ANA
JAL
GAFA
Z
もしかしたらGAFAを知らないかもしれない(Google、Amazon、Faceboook、Appleの頭文字をとったもの)がそういう知識を持っていれば、最初に書いたのより簡単に覚えられる。
知識を獲得するとは、こんな感じで1つ1つ覚えるのではなく、持っている知識と繋ぎ合わせて覚えるものなんだ。というのを読みながら
自分の授業でよく「これって中学のときの・・・の応用でさあ~」と具体的に繋げるようにして解説しているのが生徒からしたら分かり易い授業なんだな~って再確認できた。
知識はまず詰め込むことから。
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