ジャニーズは努力が9割。２９

今月もこちら。

文武一道
何事も上達する道のりは同じ。
だからこそ、１つのことを極めた人の言葉には
重みがある。

 

ジャニーズ顔なんてない

「ジャニーズ顔なんてそんなものはないんです。よく美少年を集めたみたいに言われるけど、あれは磨かれていった結果なんです。僕は根本的にみんな誰もが美少年になり得ると思っています。」

 

自分を磨いていくことで、誰もが美しく成り得るとしたら、大きな希望です。ちなみに、ジャニーがこの話をするときに引き合いに出すのは、V６の井ノ原快彦。

 

「顔で選ぶんですか、よく聞かれますが、たとえば井ノ原快彦はジャニーズ顔ですか？彼も朝の番組で頑張っていますが、要は本気で闘っているかどうか」

 

タレント側である生田斗真も、ジャニーズに入る前と現在を比べて、「顔が変わったねえ」と言われることがあると発言しています。その理由について本人は、「もっとダンスが上手くなりたい」、「他の人に負けたくない」といったジュニア時代に培った向上心やハングリー精神が内面の変化を促し、それが自然と顔にあらわれたのではないかと分析しています。

 

「人は環境によって作られる」とはよく言いますが、ジャニーズ事務所もこれと同じなのです。環境は提供する。変わるのは自分自身。そんな変化すらも、教えるものではなく気づいてもらうものだと、ジャニー喜多川は語ります。

 

「皆から見られるから、自然と顔も変わるし、生活も変わるはずなんです。でも、そうしたことは教えられることではないので、自覚するしかありません。」