よく、「自分と向き合いなさい」と教師や大人は言うけれど、
自分と向き合うとはどういうことなのだろうか?
自分を見つめる?
まぁ、基本的にはそうなのだが、
見つめるとはどういうことなのだろうか?
今年受験生の小論文指導で
自分らしさを探すことが求められた。
長田は自分らしさを伝えることはできるが、
どのようにして自分らしさを発見できるか教えることはできなかった。
そんなとき、ある本で
自分らしさとは他人との比較であり、
他人より優れていれば長所、
劣っていれば短所でいいと書いてあった。
そして、自分らしさとは
過去の物語における決断が自分らしさだと書いてあった。
そこで、閃いた。
自分と向き合うとは
目の前にあるものに一所懸命に取り組むということだ。
目の前にあるものが大きければ大きいほど、
自分一人ではなんともならず、その壁にどう立ち向かうかが問われる。
そのときの対処が自分らしさであり、自分と向き合うことなのだと。
だから、長田が自分らしさを語れるのは
たくさんの困難な壁を乗り越えてきたからこそ、
そこで、どんな決断を下してきたかが分かるから
自分らしさを伝えられるんだと理解した。
ぜひ、困難なものがあればチャレンジしてほしい。
そこで自分らしさが理解できるだろう。
向き合うとは
目の前にあるものに全力を注ぐこと
全力を注ぐことによって
自分に出来ること、出来ないことが分かり、
自分らしさに気づくことができる。
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