今月はこちら。
- 作者: 野村克也 中野信子 他
- 出版社/メーカー: セブン&アイ出版
- 発売日: 2020/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今回の5回は小林弘幸(順天堂医学部教授)
物事が悪い方へ向かうとき、
必ず自律神経が乱れている。
わたしたちの生命活動を支える自律神経のバランスが乱れると、心身にさまざまな不調が現れます。そして、心身の不調にさいなまれると、当然のことながら日常生活や仕事、人間関係にまで悪い影響を与えていきます。
さらにそれがまたストレスとなって自律神経のバランスを乱していきます。そうなると、心身を蝕んでいく悪いスパイラルへと入ってしまうのです。つまり、物事が悪い方へ向かっているときは、必ず自律神経が乱れていると考えることができます。
「最近、身体が重くてだるさが取れない」
「仕事が全然うまくいかない」
そんなことを感じたら、身体から警告サインが発信されている証です。気合で乗り切ろうとやみくもに頑張ったり、逆に体を休めようとゴロゴロしたりするのは、交感神経や副交感神経をそれぞれ優位にしてしまうため、かえって心身に負担を与えて良くありません。
大切なのは、まず乱れてしまった自律神経のバランスをもとに戻すことなのです。
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