今月はこちら。
- 作者: 野村克也 中野信子 他
- 出版社/メーカー: セブン&アイ出版
- 発売日: 2020/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今回の5回は野村克也(野球評論家)
伸び悩んでいる人間は、
変わることを怖がる
その態度や発言がもう許されないという年齢がある。人には人格や品格を問われる年齢が、必ず訪れるものなのだ。
20代なら、大きなミスをしても若さを理由に許されることがあるだろう。しかし、30歳を超えると、次第に許されないケースが増えていく。ましてや35歳を過ぎれば、逆に若い人間が犯したミスをカバーし、正しい方向に導いてやることが立場的にも求められる。だからこそ、「誰かが見ている」という意識を持って、20代から30代前半を過ごすことが必要なのだ。
伸び悩んでいる人は、たいてい「変わろう!」とsる意欲に欠ける。もしくは、変わる気がない。いや、変わること、変えることを怖がっている。たとえば、ある程度の結果が出ているときは、「変えたらかえって悪くなる」と考える。また、ひとつの方法論に固執し結果が出なければ、「自分にはできない・・・」と性急に結論を出してしまう。「もっと伸びたい」という意欲があるなら、「どんなことでもやってみる」という強い意志を持つことだ。
そうでなければ、伸びるものも伸びなくなってしまう。
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