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弱いメンタルに劇的に効く アスリートの言葉――スポーツメンタルコーチが教える“逆境”の乗り越え方
- 作者: 鈴木颯人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2019/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
実は、感謝し続ける人ほど、脳細胞が増えることが分かっています。
ハーバード大学のラザー博士らの研究では、10年近く感謝を習慣づけしていくと、意志力を司る前頭前野の厚みが0.1ミリ増えるとされています。これは1年に換算すると1000万個の脳細胞が増えることになるというのです。さらには人の気持ちを察することができ、予測する働きをする島皮質という脳の部位の厚みが0.2ミリ増えます。
さらにメンタルにも素晴らしい変化が起きると言われています。カリフォルニア大学デイヴィス校のエモンズ博士らによって行われた実験があります。
実験では192人の学生を3つのグループに分けました。1つ目のグループには「大きいことでも小さいことでも感謝できることを見つけて毎日、日記に書いてください」と指示します。2つ目のグループには「嫌なこと、イライラすることを思い出して毎日、日記に書いてください。」と指示しました。3つ目のグループには「毎日の出来事を日記につけてください」と指示しました。そして3つのグループとも10週のあいだ、日記を書き続けてもらいます。あわせて、どのグループにも「心の状態」、「身体の状態」、「人間関係」についても記録してもらいました。
10週間後、もっとも大きな変化があったのは1つ目のグループでした。毎日感謝の気持ちを書き続けた気持ちを書き続けたグループの学生たちは、ほかの2つのグループに比べて、身体の調子が良くなり、エネルギーが湧く感覚を強く持つようになったといいます。
この実験により、感謝を記録することで、「自分は変われる」、「自分は向上できる」という気持ちが持てるようになることが証明されました。さらには体の運動機能が向上し、人間関係までも向上するといいます。
ジャンプ台にしても、私たちが朝、会場に着くよりももっと早く、たくさんの人が作ってくれているから飛べるんですね。それを考えると感謝せざるを得ないというか感謝せずにはいられないです。
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