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- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/06/11
- メディア: 単行本
会社の長として立つ者は、
その会社を本当に自分のものであると
思わなければならない。
また、ある場合には
全く他人のものだと
思わなければならない。
渋沢栄一は自分が政治の専門家ではないことを断りつつ、会社とは共和政体のようなものだ、と言う。長として選出された者は、その会社の大統領であり、国務大臣である。この意味において、仮に会社で私利私欲を満たそうとすれば、「会社を自分の家にすることになる。国家を家にするのと同じである。」と言う。
決して独裁を許してはならない。会社は国家と同じく、そこに働く皆のものであり、ひいては社会全体のために存在するのだ。長たるもの、この感覚を持つことが大切である。
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