渋沢栄一100の言葉。12

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渋沢栄一 100の言葉

渋沢栄一 100の言葉

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/06/11
  • メディア: 単行本

 

元来、人がこの世に生まれてきた以上は、

自分のためだけでなく必ず

何か世のためになることをするのが

義務であると私は信じる。

すなわち人は生まれるとともに

天の使命を受けている。

 

渋沢栄一、生涯の思想である「道徳経済合一説」「官憲民卑の打破」「合本制」のいずれもが、公に奉仕しながら、それを通じて個々人が富むことを説く。渋沢が「近代日本資本主義の父」と呼ばれるほどに、自身の能力を出し惜しみせず、持てる限り発揮して尽力したのは、こうした義務感からだった。

 

渋沢は言う。「才能のある者はあるだけ、また少ないものは少ないだけの才能を活かして、それぞれ力を尽くすのが人としてこの世に対する義務である」

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