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- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/06/11
- メディア: 単行本
そもそもひとつのことを行い
一つのものに接するにも、全身の精神を傾け、
取るに足らない小さな事であっても、
その場しのぎにしてはならない
渋沢栄一の定めた家訓の1つである。人は何か物事を処理するにあたって、事の大小を決めてかかり、小事は大事に比べてつい、手を抜きがちである。しかし、小事は積み重なることで大事になる。いずれにしろ、物事の大小の区別なく、事に当たれと渋沢は説く。
これは仕事と遊びの関係にも似ている。よく仕事をする者は、遊ぶときも真剣に遊んでいる。常にあらゆる物事に対して、そのつど、真剣に集中してあたることこそ重要なのだ。
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