今回は長田も返答してみます。苦笑
出口治明の人生問答集: あなたの「問題」「悩み」がすっと消えていく! (知的生きかた文庫 て 6-1)
- 作者: 出口 治明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: 文庫
相談11 自分の「欠点」と素直に向き合えません。
自分の欠点やできないことに目を向けられません。仕事は頑張っていますし、それなりにできていると思います。
人事考課の評価コメントとして、「この領域ができていないので、伸ばした方がいい」と上司から言われても、それを素直に受け止められず、「なぜ私の成果を評価してくれないのか」と感じています。その結果上司に反感を覚えたり、改善点に目を向けられず、伸び悩んでいます。
どのような心構えであれば、上司のフィードバックを素直に受け止め、成長の機会とすることができるでしょうか。
出口のアドバイス “これで能力が上がる”と前向きに捉えて
人間は誰しも自分の能力や成果については3割増、もしくは5割増で評価しているという学者の研究が多々あります。
つまり、ほとんどの人は自分の能力や正解に対して3割増、5割増の評価を抱いているのです。
でも、それが人間の脳の仕組みなので、そういう研究結果があるということを分かっていれば、“あっ、なるほど。自分もみんなと同じように、自分の能力や成果を3割増、5割増に見ていたのかもしれないな”と冷静になれると思います。
「この領域ができていないので、伸ばした方がいい」と、上司から指摘されたのであれば、“おっ、チャンスだな”ととらえ、「その領域のどういう能力が足りないのですか?」とできるだけ具体的に教えてもらってはどうでしょうか。
ある程度納得ができるのであれば、そこを治すことで、“お、ラッキー、また自分の能力がこれで上がる”といいきっかけをくれたと思えばいいんじゃないでしょうか。反感を覚えたり、改善点に目を向けられずに悩んでいる時間が、もったいないと思います。
せっかく自分では気が付かないところを指摘してくれたのだから、“よっしゃー。きちんと仕事をやって10倍返ししたるで”と思った方が、仕事は楽しくなると思います。
長田の返答
長田は欠点に目を向けません。これが結婚できない理由だと最近気づきました。苦笑。欠点に目を向けると心が苦しくなりませんか?
たとえば長田の体重。痩せろと何度と言われますが、そのためのダイエットをするのがストレスです。だいたいストレス解消のために美味しいものを食べているのに、「痩せる=ストレスを溜める」です。ストレスが溜まったら病気になりますよ。本当に。
ということで、自分が毎日幸せに生活するためにあえて欠点に目を向けません。あえて自分のいいところにしか目を向けません。それでいいんじゃないですか。
健康第一!ストレスは抱えない。
長田の返答。2
「のびしろ」、本当は「伸び代」と書くのだが、個人的には「伸び白」と書いている。そう欠点は「伸び白」だ。だって、触れてこなかったのだから。そこを改善すれば君は大きく成長できるのだ。
評価されたいなら、指摘されたところを直せばいい。縁ある人々がわざわざ教えてくれるなんて、こんな有難いことないだろう。
自分に足りないものが分かっていてそこを改善すれば成長できることが確約されている。だったら、もうあとは勇気を出して取り組むだけだろう。迷う必要も理由もない。取り組もう。
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