心があたたまる禅の言葉。5

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イラスト図解 心があたたまる禅の言葉

イラスト図解 心があたたまる禅の言葉

  • 作者: サダマシック・コンサーレ
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2014/03/06
  • メディア: 単行本

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自灯明法灯明

(じとうみょう ほうとうみょう)

 

自分自身と、自分が信じるものを

頼りに進んでいこう。

 

わたしたちは苦しいとき、不安なときにはつい他人を頼りにしがり。でも、人生の主役はあなたであり、人生を有意義にできるのも無意義にできるのもあなただけ。未来に向かって歩くためには、先が見えなくても手探りで進んでいかなければいけません。お釈迦様が亡くなる直前、嘆き悲しんだ弟子のひとりが「師亡き後、何を頼りに生きたらよいのでしょう」と問うと「自らを灯りとせよ、法を明かりとせよ」と諭したといいます。

 

自分自身を頼りに、信じるものを拠り所として前に進んでいく。ともすれば、突き放されたような気分になる。厳しい言葉ですね。

 

私たちは家族や友人、同僚など人と人が支え合って、助け合いながら暮らしています。けれども人間は生きていくうえで、自立をしていかないといけません。ただし、支え合うことと、誰かを頼る強い依頼心や依存心は異なるもの。道に迷いながらも自分で考え、自分の足で一歩一歩、着実に歩いていきましょう。

 

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