壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方。１４

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今回はクイズ形式になっています。

マザー・テレサ流「世界が幸せになる方法」

貧しい人たちのためにその生涯を捧げた修道女、マザー・テレサ。ノーベル平和賞が贈られたときは、「私はノーベル賞の受賞者には値しません。でも、誰からも見捨てられ、愛に飢え、死に瀕している世界の最も貧しい人々に変わって賞を受けました」とコメント。賞金は全額、カルカッタの貧しい人たちのために使われました。

自分よりも他人の幸せを願う彼女に、ある人が、「世界の人々を幸せにするために、我々はいったい何をすればいいのでしょう？」と聞いたことがあるそうです。

問題

「世界の人々を幸せにする方法」を訊ねられたマザー・テレサ。さてインタビュアーに「まず、何をしなさい」と回答したでしょう？

 

 

 

 

 

 

 

答え

まず、あなたが家に帰って家族を幸せにしてあげてください

 

マザー・テレサは、遠くのたくさんの人たちの幸せよりも、まず、身近な家族の幸せを実現するのが大切と説いたのです。この言葉を聞いた人たちが皆、それを実現したら、本当に世界中が幸せになりそうな気がしてきます。「世界中の人々が幸せになる」という壮大な夢を実現するため、さあ、あなたも今日は早く家に帰りましょう！

 

そもそも、自分にとって一番身近な存在である家族すら幸せにできない人には、世界中の人たちを幸せにすることなんて絶対に無理です。まずは、自分の家族を幸せにする。マザー・テレサはそれが初めの一歩だと言っているのです。それができたら今度は、友人や近所の人など、毎日のように顔を合わせる人を幸せにする。それが出来たら今度は……、そうやって一歩一歩進めて行けば、やがては世界の人たち全員が幸せになれる、ということなのでしょう。