本日はこちらの書籍のコラムでも。
自分のここに出てくるゲストのような大人になりたいね。
同じ人間である、
ということで共通の基盤を作り、
相手が自分を信用してくれるように持っていくこと。
これが一番大事なんです。
元国連事務次長 明石康
岡田:明石さんはどういう信念で紛争を止めさせようとしたんですか?
明石:まずは当事者が、どうして相手に対して敵対心を持っているのか理解することが大事ですね。A,B,Cと3人いたら、それぞれ意見を聞く。
岡田:明石さんが語られた「紛争の現場では、力ではなく対話を通じて理解を深め、人と人のつながりの基盤を築く」という姿勢に、強く心を動かされました。
現場で戦った経験がないので軽々しくは言えませんが、長年積み重なった恨みや怒りが衝突して現れる現実を、メディアを通して日々を感じています。
そんな時代だからこそ、日本に根付く、相手を思いやり、ともに生きる姿勢がより重要になっているように思います。「誰かとともに生きている」という感覚こそ、多様化が進む現代で決して手放してはいけない、大切な指標ではないでしょうか。
争いを越える鍵は、同じ人間として向き合うこと
長田:上の言葉に反対意見を唱えたいわけではないが、向き合うのではなく寄り添うことが大事だと思う。向き合うことで互いに違う背景になってしまう。シンパシーよりエンパシー。相手がなぜそのような行為に至ったかを知るには同じ目線で同じ景色を見た方が共通の理解を得られる。信用はそこから生まれる。

