私の座右の書のコラムを数回に分けて紹介します。
気に入った方は是非、購入して手元に置いてほしいです。
- 作者: 山下 泰裕
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 単行本
不安なときには開き直る
大事な試合を前にした柔道部の学生に向かって、私はよくこんな話をします。
「おれの得意技は何か、知っているか?」
「はい。先生の得意技は大外です。」
「違う」
「じゃ、内股ですか?」
「違う」
「絞め技ですか?」
「違う」
「わかりません」
「おれの得意技は、開き直りだ。勝負において開き直ったときぐらい、強くなれることはないんだ」
こんな話をするのは学生の緊張をほぐすためですが、私の本心でもあります。開き直りは、勝負において、人生において、とても大事なことです。
不安を抱えて、心迷って、弱気なままで戦いに臨んだら、力は出せません。相手に向かっていくパワーが出ません。だから私は学生たちに、いつもこう言っているんです。
「自信が持てないとき、迷っているときには、なるようになれと開き直ってボーンといくんだよ。そうすると、こちらのエネルギーがボーンと相手にぶつかる。自信満々、やる気満々で向かっていくのが理想だけど、そういう風にできないときには、開き直っていくんだよ」
人はいつもベストの状態でいられるわけではない。思いもよらぬ事態に見舞われ、ハンディを負うこともあります。そういう状況で、「いまの自分にできることは何だろうか」と考えられるかどうか。それが大切なところです。
与えられた状況下で、自分にできる最善を尽くす。全力を出し切る。「ああだこうだ考えても仕方ない」と開き直れば、結果が良いほうに転ぶことはあっても、悪いほうに転ぶことはない。私はそう信じています。
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私は大会の前や受験の前にこの「開き直り」の話をします。
柔道の大会などでは
無いもの作り出すのが練習
有るもの出し切るのが試合
なんだから、練習の成果を出し切るだけだ。
あーだこーだ悩みながら何もしないで返ってくるぐらいなら
開き直って、自分の得意技で勝負してこい。それを返されたら
相手の方が強かったっていうだけだ。
いいか、練習の成果を出してくるんだぞ。
開き直れよ。
って感じです。
受験生の場合は
1年間一所懸命に受験楽修をしてきたわけだ。
ここまで来たら悩んでいても仕方がない。
もう開き直って、自分の持っている知識を全て答案にぶつけるだけだよ。
ベストを尽くせば結果は自ずとついてくる
出し惜しみするなよ。
的な感じです。
後悔しない人生とは挑戦し続けた人生
という言葉もありますが、
挑戦するために大事なことは開き直ることだと思います。
奇跡を起こすために大切なことも開き直ることだと思います。


