物理は現象を数式化したものである

B:楽修のコラム

理科は基本的に日常の現象を科学的に分析・解明したものである。それこそ、今のような機器がない中で実験を繰り返しながら、仮説を立てて納得できるような形で表したものである。

その中で物理は物体の動きや現象を数式(公式)で表したものであり、化学同様に編み出した式を用いることで物体の動き(速度や力の関係)の原理を解明したのだ。よって、公式を暗記して終わりではなく、どのような現象においてどの公式を用いるか、つまり解法を暗記する必要がある。物体がどのような状態であるかを図示することや、問題文の言葉からどの公式を用いるかを判断し、計算して値を求めるのだ。

だから、「なぜ、この公式を用いるのか」という理由を考えてもいいのだが、「この公式に入れると、動きが解明できる(予測できる)」と理解して使いこなせればそれでいいと思う。

だから、物理が苦手な人は公式を暗記するところからスタートしよう。次に、どの設定ではどの公式を用いるかを暗記する。というところから学んでいけばいいだろう。その上で「なんでこんな計算式が生まれたのだろうか?」と考えよう。そうすればもっと物理が楽しくなる。

昔、コペルニクスが天動説に異を唱え、地動説を主張したことがあった。そうでないと納得できないものがあったからだ。昔の偉人が現象を調べて分析した結果、このような運動(公式)になったのだと発表した。またニュートンは、「巨人の肩の上に立つ」という表現で過去の偉人の知識の上で自分が新しいもの(公式)を発見したと言っている。皆もまずは、偉人の知恵を借りながら、物体の運動法則を理解・活用していけばいいと思う。

どの公式を用いるかについては、図や問題文から読み取れるので、まずはキーワードを見つけてそこからどの公式を用いるかという解法をマスターしよう。

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