2017年に本屋大賞を受賞した蜜蜂と遠雷を彷彿させる
- 作者: 恩田 陸
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2024/03/22
- メディア: 単行本
今回はバレエが舞台。
言葉だけでここまで舞踊がイメージできるなんて凄い。
個人的には本屋大賞候補だ。
ただ、2005年に『夜のピクニック』、2017年に『蜜蜂と遠雷』で2度も本屋大賞を受賞した著者に3度目があるのかというと・・・・・・。
ちょっとAmazonの書評を見たけど、その業界の人にとっては
「そんなに簡単なものじゃない」とか
「現実的ではない」とかで評価が低いらしい。
いくつか長田が気に入ったフレーズもその業界ではよく知られているものらしい……。
まぁ、フィクションだからね。笑
バレエを知らない人に興味をもってもらえる広報的な役割でいいんじゃないかな。
個人的にはとても面白くてなかなかページを捲る手を止められなかったよ。
感想としては、舞踊という視聴するものを、文章だけでこんなに読み手にイメージさせることが凄すぎるし、稔さんのところが一番面白くて泣ける。
「俺の、先生」
これで泣けるとは思わなかった。それだけ感情移入できる小説であった。
ただ、最終章で純の出番があると思ったらなかった。
是非、スピンオフで純の話を読みたい。


