困っている人に手を差し伸べる

N澤先生にアドバイスを頂いた言葉で一番印象に残っているのは

困ったちゃんは困っているのよ。

という言葉。

簡単に言えば、「手のかかる生徒や、クレームをする保護者とかは他の所で困ったことが起きているから、そういう言動をするんだ」ということ。この言葉を教わってから、変な言動をする生徒や保護者、同僚がいたときに、その背景を考えるようにしている。もちろん、長田の見えない場所で起きていることなので、想像するしかないのだが、それでも周囲に話を聞いたり、もちろん本人に話を聞いたりして、解決策を講じるようにしている。

そこまでしなくてもいいのになぁと思うこともある。面倒ごとに手を突っ込んで痛い目にあったこともある。だけど、長田への言動を注意しただけでは、長田の目の前の言動が変わるだけで、根本的な解決にはならない。

例えば、留年しそうな成績下位者に対しては勉強を教えるだけでなく、なぜできないのかも考え、保護者と面談をしたりもする。家庭に原因がある場合もあるし、クラスに問題があることもある。一番多いのは過去のトラウマが多いのだが、そういうのを発見してアドバイスを処方する。

あとは、その人の味方になるようにしている。言い方変えれば、向き合って対応するのではなく寄り添って同じ目線で伴走するという感じかな。ようするに「困ったやつだな。叱ってやらせないと」ではなく「どうしたら、覚える(解ける)ことができるのかな」とか「なんで授業中に寝るのかな」とかの原因を探る。

「夜中にゲームをしている」ということもあれば「先生の言っている言葉が分からない」ということもある。最近はスマホの機能が充実していて「漢字を書く機会が少ない」ということが分かった。まぁ、漢字の場合は書いて覚えるしかないので、書かせるのだが、それでも眼力で覚えさせるとか、読書の様に読ませて覚えさせるとか工夫している。

 

家庭の問題の場合はどこまで突っ込むかは難しいところだが、家庭で協力できるところはお願いしている。「家であんまり叱らないでください」とか「人の悪口は言わない方がいいですよ」とか「ハグしてあげてください」とかね。最近はあんまり使わないけど「毎日、●△と唱えなさい」とかもある。

たぶん親子関係も愛情があってこそなんだけど、それが悪い方向に行くこともあるよ。

ということで、なんかアクシデントが起きたとき、ただ叱るだけでなく、その背景を読むようにしている。そういうことで、上手くいったケースはほどほどにある。

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