これは三者面談のときによく使うセリフだ。
日本文と英文の違いは英文がSVOCという形で最初に大事なことを言う。だから、最初のところをきちんと読めば大体意味は分かる。逆に日本文は最後にVが来るように、最後まで聞かないと意味が伝わらない。なにしろ最後で「Vしない」って意味をひっくり返してくるからな。
これは一文だけでなく、文章全体(コラム)でも同様のことが言える。分かりやすく序論本論結論で確認する。結局文章って自分の意見を「ほら、俺の言っていることは正しいだろ」って示すために書かれているんだよ。それは小説も同様で「この主人公の気持ち、共感できるでしょ?」って感じに仕上げるために、あんな長い文章になっているんだ。(ちょっと誇張し過ぎだが・・・・・・)
日本文は序論で「問題提起」をする。「なぜ~なんだろうか?」という感じだな。この点ですでに日本文って面倒くさいんだよ。そして、本論では具体例や経験談、対比などを用いて、自分の考えが正しいことを述べていく。日本文だと演繹法が多い。簡単にいうと三段論法くらいのイメージでいいよ。そして結論で「筆者の主張」を述べるんだ。塾とかで「文章の最後を読むんだ」とか習っていたら、それはそこに筆者の主張が隠れているからなんだよ。
では、英語はというと、序論で「筆者の主張」が来る。英語は大事なことを先に言うのが慣例なんだよ。そのあとに本論で具体例や経験談、対比などを用いて、自分の考えが正しいことを述べていく。英文だと帰納法が多い。これは理由を列挙するもので「まず第一に(At first)」「次に(Secondary))」「最後に(finally)」って感じだな。最後の結論ではちょっと格好つけて「ほら、俺の言ったどおりだろ」や「未来はこうなるから気をつけようね」っていう感じで提示で終わるんだよ。
だから、英文は文章でも段落でも一番最初に大事なことが書いてあるから、まずはそこを集中して読むんだよ。
なんて、ことを伝える。ここで長田が述べたいのは「日本文と英文の違い」ではなくて、皆は自分の意見を述べるときに、それだけを伝えて、その理由や根拠をきちんと述べているだろうか? ということ。昔の頑固親父の様に「黙って俺の言うことを聞いていればいいんだ」は、現代では通じない。きちんと相手が納得できるように伝えないといけない。
たぶん、長田は説明するときに具体的なことや自身の経験談を用いて、相手が少しでも納得しやすいような文章を書いたり、言葉で説明するように努めているのだと思う。いや、自分で意識したことはないんだけど、他人と比較したときにそのように感じる機会が多いだけ。できている自信はないんだけど、比較すると具体例を用いて説明しているなって思う。自分の過去の話も学級通信などではよく書いている。それは自慢とかそういうものではなくて、読み手に感情移入してほしいから、相手から信頼を得るためなんだなと思う。
信頼関係が築けていれば、多少説明不足でも、他者はその言葉を信じて行動してくれるよ。
そういう意味で、先日知り合いの中3を指導した話を書いたけど、長時間にわたって語ったよ。笑。信頼を勝ち取るためにね。上手くいったかどうかはわからないけど。苦笑。
まず、最初に数学を教えることで「あぁ、この先生、数学の教え方上手い」と思わせる。次にウィークポイントを指摘して「すごい、この先生、初対面なのに、私の弱点を見抜いた」と感心させる。最後に大事な高校受験の話でなぜ頑張らないといけないのか、を解説する。2人ともそんな配分で進めた。
こういう手法は長田の中で完全に定着している。
