なぜ、勉強しないといけないんですか? ②

「先生、なんで勉強しないといけないんですか?」と生徒から聞かれるケースは結構ある。長田はできるかぎり、その質問の意図を見抜いたうえで返答するようにしている。だから10パターン位は答え方を持っている。まぁ、かなり似ていますけど……。苦笑。

今日もその答え方をこのブログに掲載していきます。

これも、生徒の悩みの本質を見抜かずに、一般論で語るときに用います。あと、将来何をしたいかきまっていない人向けに語りますね。

勉強する理由、それは「与える人になる」ためだと思うよ。今、君たちは親から学費を出してもらっていると思うんだ。それ以外にも洋服や食事代なども親が出してくれているよね。言い換えると「与えられている」んだよ。社会に出たらお金を稼ぐことになるんだけど、そのお金で家族を養ったり、自分自身にご褒美を与えるなど、人に何かを与える存在になるんだ。

「そんなの、今すぐにでもなれる?」、たしかにバイトでお金を稼ぐこともできるけど、大したお金にならないよ。例えば時給1500円で1日8時間働くと1万2千円になる。週5日働いたら6万円。1ケ月は4週間だとしたら、月に24万円入るよね。これって凄い金額だと思うよ。だけど年収にすると288万円なんだ。今の状態で生活する分には十分なお金だけど独り暮らしして家賃を払ったり、光熱費、食費を自分でだしたらすぐになくなるし、これで子どもを養うなんて、難しいよ。

なんで時給がそんなに安いか。もちろん経営するうえで社員の給与を削るのが一番楽だというのもあるけど、一番は交換可能な仕事だからだろうね。言い方変えれば「誰にでもできる仕事」だからね。今は少子化もあるけど、君が仕事を辞めてもそんなに困らないと思うよ。それこそ、これからはAIが仕事を代わってくれるからね。だから今のままだと誰にでもできる仕事しかもらえないし、給料も安いままだよ。だから、もっとお金を得るために、つまり交換不可能な自分にしかできない仕事を見つけるために勉強しているんだよ。お金をたくさんもらえる人っていうのは、その人以外にできないから高いっていうのもあることは知っておいてほしいね。

小学校や中学校は義務教育であって、社会に出るための必要な知識を学ぶんだけど、高校からは自分の職業となる基礎を学ぶことになる。だから苦手科目があってもいいと思うんだ。苦手科目があれば、「あっ、自分にはこの適性がないんだ」と理解できたことになるからこれも楽修の1つだと言える。その中で自分の興味関心あることを見つけて大学や専門学校でさらに深く学んでいくんだ。

もちろん、大学で学べないものもある。例えば相撲取りになるなら、高校や大学に進学するよりも中学卒業時に相撲部屋に入門する。これもありだと思うんだ。というか、自分のしたい道が明確になったら無理して大学に行く必要はないと思うよ。他にそこに行く最短の道があればその道に進むのもありだよ。もちろん医療系のように資格を得るために大学に行かなければならないこともあるけどね。先生も先生になるために大学に通った、というのはある。

だから、もし将来どんな与える人になるか決まっていない人こそ、大学に進むべきだと思う。本当は高校時代にある程度方向性を決めておくべきだと思うけど、決まっていないなら決まっていないで、可能性を拡げるために大学進学をするべきだし、俗に言う有名大学に進学した方がその可能性は広くなるよ。別に専門学校とかが悪いわけじゃないけど、違う道に進みたくなったらそれはとても困難な道になるからね。

そうやって、自分が高校や大学で自分がどんな与える人になるかを知るために学校に通っているんだと思うよ。先生の場合は将来お金持ちになりたいな~とかはあんまりなくて、どうせ働くなら好きなことを仕事にしたいなって思ったんだ。そのときに教えるっていいな~って思ったんだ。昔から小さい子や同級生に勉強を教えていたからね。あと学校の先生って夏休みや冬休み、春休みがあってたくさん休めるじゃん。まぁ、先生はずっと働いているけどね。苦笑。まぁ、そんな感じで今に至っていて、皆に数学を通じて「やればできるんだ」という勇気を与える人になったという感じだね。

だから、今、何がしたいか決まっていなくても大丈夫だし、これから見つけていけばいいと思うよ。その際には交換可能な仕事ではなくて、自分にしかできないような掛け替えのない人になれるように努力するんだよ。

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