勝言。その3

食で身体に栄養を!

本で心に栄養を!与えよう!

ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
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人生の励みになるアスリートたちの言葉 勝言

人生の励みになるアスリートたちの言葉 勝言

  • 作者: アスリート勝言研究会
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2011/12/22
  • メディア: 雑誌

 

最初はただの物真似でも

何度も繰り返すうちに

自分の形になっていくものです

 

吉田秀彦

 

内股を得意とする柔道家は多いが、吉田秀彦もまた内股にこだわり続けた柔道家である。吉田の内股は、左の引き手で大きく崩した相手を太ももで跳ね上げるいわゆるケンケン内股。バルセロナオリンピック78キロ級で6試合全てで一本勝ちを収めた強烈なキレが印象的だが、この大会での稽古中、メダル獲得が国民的関心事となっていた古賀稔彦に深刻な怪我を負わせたのは吉田だった。

 

古賀と吉田は柔道の名門私塾講道学舎で先輩後輩の関係で、吉田にとって古賀はヒーローー的存在。吉田は平成の三四郎という希代の柔道家を手本に研鑽を重ねてきたのだった。そんな関係だけに、古賀の怪我の具合を吉田が気にかけないはずがない。だが、吉田の78キロ級の試合が行なわれるのは古賀の前日だった。それでも吉田はまったく動じることなく最高の柔道を成し遂げ金メダルを獲得すると、次のようにエールを送った。

 

「古賀先輩も絶対金を獲ってくれると思います。古賀先輩と自分で一つです」

 

翌日、古賀は逆境をバネに71キロ級を制した。喚起の輪が広がる日本選手団、古賀の隣で号泣する吉田の姿があった。その後も吉田はオリンピックにに二度、世界戦選手権に3度出場し、90年代の日本柔道界を牽引し続けた。目標にした平成の三四郎のような愛称こそなかったものの、吉田もまた多くの柔道家に慕われた柔道王だった。

 

 

長田

吉田秀彦の内股は本当に凄かった。

そしてあのオリンピックでの古賀の執念も。

 

 

 

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