家族を支える母のような存在

最初は「駒込柔道部の母」とタイトルをつけようと思ったが、ちょっと大袈裟かな~と思い、少し柔らかく書いたが、「りょうすけ」や「たけし」、「こうへい」、「りえ」のような実績を残していないけど、駒込柔道部にとって欠かせない存在。そんな「みゆう」の話を今回してみたい。

 

みゆうが入学する前からお父さんのことは知っていた。小松川で柔道部の顧問をしていたからだ。まだ支部再編される前に激突した高校選手権の都大会。3人抜きしてから5人抜かれたのは今でもよく覚えている。支部再編になったから支部の会計としてお父さんにはいろいろと教わった。

 

 

そんな縁もあってか、みゆうが駒込に入学した。バトミントン部に入ると聞いていたので、内心ホッとした。いやぁ、知り合いの娘さんを顧問するなんて。。。柔道着を全然着ていないことがばれてしまう。苦笑。

 

 

この代は経験者のともみが入学したということもあり、みゆうを含めて女子が4人入部してくれた。みゆうは怪我もあり、高校1年のときは試合に出たり出なかったり。団体戦のレギュラーはともみ、ちえ、れいかの3人だった。たぶん、みゆうは公式戦では高2の秋まで勝ったことないんじゃないかな?(練習試合や文京区民大会は除く。)

 

 

そんな「みゆう」の試合で一番印象に残っているのは高2秋の新人戦の団体。本所高校との一戦。先鋒として出場してIを見事に内股で一回転させた。そのあと、ともみがOに勝利して本所からの初勝利をもぎ取った。そのあとはレギュラーとして活躍して、支部大会3位入賞に貢献した。

 

 

ずっと怪我と付き合ってきた3年間だったこともあってか、大学へは柔道整復学科を選択。大会のたびに試合会場に来てくれ、後輩のテーピングを巻いてくれる。また、今のマネージャーのためにテーピングの仕方を書いたノートを作ってくれるなど、駒込柔道部にたっぷりと愛情を注いでくれている。将来は整骨院で働く予定だが、今後も駒込の試合には帯同するつもりらしく、本当に有り難い。

 

長田はここ数年、駒込柔道部は家族のような存在だ、と口にするが、それもみゆうが日誌で「駒込柔道部は家族だ!」と書いていたから。

 

これからも駒込柔道部を宜しくお願いいたします。

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