皆さんは美術館で絵画などを鑑賞するとき、どんなことを心の中で描いていますか?
昔の長田は
「へぇ~これが○▽円の絵か~」とか
「これのどこが評価されているんだろう?」とか
まぁ、とても鑑賞とは呼べないレベルでした。
この人の本を読むまでは・・・。
千住博の「ウォーターホール」とか「フラットウォーター」とか
杉山寧の「群像」とか
古いと狩野永徳の「花鳥図」とか、いろいろな作品を解説してくれています。
本と一緒で、作者が何を伝えたいのか、そのために何で描き、何を描かないか。
やっぱり、そういった鑑賞の仕方があるんですね~。
もちろん理解や理屈抜きで純粋に心が落ち着くとかでもいいと思うんですけどね。
絵を描くことによって、その人が何を考えているか深層心理を読み解くことができたりもしますけど、
個人的には芸術って心を豊かにする情操教育の大きな幹だと思うんですよ。
テストには満点がありますけど、芸術には満点は存在しないし、感動は無限大だと思います。
本当に個人的ですけど、大学受験の為に芸術の授業を潰して英数国の授業時間を増やす。
まぁ仕方ないのかもしれませんが、社会に出たときの人間力としてはどうなんでしょうね。
長田はよく「本を読んで心に栄養与えよう」と言いますが、「芸術鑑賞をして感動する心を作る」ことも大事だと思います。それは、別に古典芸能だけでなく、日常のPopsなどでもいいと思うんですよね。
長田は芸術全般苦手です。その理由はよく分かりませんが、1つには触れる機会が少なかったからだと思います。
是非、子どもの頃から芸術に触れる機会を、(いや、遊び感覚でいいと思うんですよ)、作って感情の幅を広げてほしいなぁって思います。
作文とは、自分の思い出の1ページを切り取ったものですが、
それは芸術も同じで、アウトプットするものはすべて、その人の心を表しています。
コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。