セナの言葉

今月の6~0の日は卒業生のコラムです。

今回は、「かずき」です。

 

最初のテーマは「自分を支えてくれる言葉」

 

 

 「理想を語ることは簡単だが、自ら実践するのはすごく難しい。だからこそ、とにかくどんな時でもベストを尽くして生きなければならない。その結果うまくいく時もあればそうでない時もある。間違いを犯すこともあるだろう。でも、少なくとも自分自身に誠実にそして自らの描いた夢に向かって精一杯生きていくことだ。」

この言葉は今は亡き天才F1ドライバーのアイルトン・セナが言った言葉である。この言葉は彼がどんな人物だかがすぐに分かるものだと思う。

この言葉は何度も僕を助けてくれていると思う。2年の時のダブルスの大会の3回戦で0-5と圧倒的に不利な状況でのチェンジコートのさいの休憩で僕はこの言葉がふと頭を過ぎった。それまではもう負けは決定的だからとなげやりな態度だったが、そこから僕は復活した、調子が悪いがベストを尽くそう。なんとか勝って都大会に行こう。そう思ったのだ。それからというもの何度マッチポイントを相手に取られたか分からない。

でも全てしのいだ。ペアの矢作もどんな形であれ勝とうという感じでがんばった。その結果0-5から相手に1ゲームも取られず7-5で大逆転勝利を収めることが出来た。4回戦で負けてしまい都大会には出場出来なかったが、精一杯ベストを尽くす事が出来たから満足だった。

 

しかもいつもあまり興奮しない江原先生が試合の後興奮気味で
「あの状況からよくやった。今までで一番いい試合だった。」と言われてとてもうれしく思ったのを今でも覚えています。

僕が思うにテニスとは腕も大事ですがそれ以上に気持ちの持ちようが大切なスポーツだと思います。シングルスでもダブルスでも結局は孤独です。そんな中で自分を支えてくれるのは声援や目標です。

僕の場合はあの言葉が大きな支えになっています。上手くいかない時は必ず思い出すようにしています。だから僕にとってあの言葉はとても大切な自分を支えてくれる言葉です。なのでこれからもあの言葉を胸に刻み、自分の夢に向けて努力して生きたいと思う。

 

 

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