泣き虫

これは、高1のときの体育祭の感想です。

 

 

まず、今回の体育祭で新しいあだ名が出来てしまった。それは「泣き虫」だ。知っての通り私は結果発表のときに不覚にも泣いてしまった。しかもみんなの前で。

あの時、私の中では色々な思いが交差していた。1つ目は勝てなかったことへの悔しさ。もっと走っていればという後悔。自分に期待して応援してくれた10組のみんなに対して1位分のポイントを持って帰れなくて申し訳ないという気持ち。ほんとうに色々な気持ちが渦巻いていた。

しかも追い討ちをかけてくれるかのような記録抹消。あのときは本当にむかついた。私が走っているのを知っておきながら回数がわからないからといって本部に私の名前を伝えなかった実行委員。私に言われても困ると言った先生。本当にむかついて涙が流れそうになったが必死に堪えた。しかし、長田先生の努力のお陰で記録は復活し、ポイントは加算された。

そして10組の結果は優勝。しかも結構大差で。はっきりいって私のポイントが加算されなくても優勝していた。しかし、キレていた私を励まそうと多くの人が「お前のおかげだよ」など声を掛けてくれて、今までのイライラは吹き飛び、涙が出てきてしまった。本当に嬉しかった。

それから「泣き虫」と呼ばれるようになった。しかし、嫌ではない。私にとって今回の体育祭は本当にいい思い出だから。そして来年は今より速くなってシャトルランで優勝したい。

 

 

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