彼の考え、私の感じたこと

最近になっての話だが、自分は糸井重里に惹かれている。一体誰であろうかと皆は思うかもしれないが、となりのトトロのメイとさつきのお父さん役といえば分かってもらえるだろう。今回はこの人について紹介していきたいと思う。

糸井重里って知ってる?と聞いても答えられる人はそうそういないであろう。先に述べたように彼はトトロのお父さん役を演じた人物である。俳優か声優なのか?違う。彼はコピーライターや、作詞家、エッセイストなど、様々な業界で活躍する人物である。「おいしい生活」というキャッチコピーを知っているだろうか。1983年に西武百貨店のコピーとして彼が考えあげたものだ。今では普通にオイシイ話などと「おいしい」の言葉を美味いとして使わず、「自分にとっていいもの」という意味として使うことがある。その意味はこのキャッチコピーの影響で生まれてきた意味といっても過言ではない。

 

彼の考えの中に「自分が何かもの縛られていたら、いいものは生まれてこない。もっと自由にやろうよ。」というものがある。彼自身、何かの事務所などには属しておらず、自分で作った場所で、自分の思いついたものをインターネットなどでどんどん発信している。普通に働くということを考えると、やはり自分が実現や実行したいと望むものは、自分よりも上の地位にいる人間によって却下されてしまうことが多々ある。そんなのではいけない。自分の考えているものはとりあえず失敗してもいいかやってみる。彼のその考えはそのような「挑戦」や「実行」というところから来ているのであろう。

 

彼がインターネット上で更新している「ほぼ日刊イトイ新聞」

(https://www.1101.com/home.html)に一度アクセスしてみてはいかがだろうか。彼が今感じたり、考えていること、そしてその先にある彼自身の考え方というのが見えてくると思う。

 

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