これって私だけだろうかと思うことは、思えば思うほど山ほどある。だが今回は自分が最近特にそう思っていることについて書きたいと思う。
それは、月のことである。高校に入ってから(気付いたのは去年の秋ぐらいだが)月の満ち欠けが自分のテンションととてもリンクしているのである。新月から満ちていくごとに徐々に上がっていく。普通は満月に最高を迎えるのだろうが、私の場合はなぜだかその翌日、つまり十六夜のときに最高を迎える。その時には周りの友人とワイワイすることがいつも以上に面白く感じられたり、とてもちょっとしたことなのに心動かされたりする。その後、月が欠けていくとテンションが下がっていく。この時、悲しくなるのではなく、孤独を求めるようになっていくのだ。一人で何かしたり、物思いにふけってみたりする。本が読みたくなる衝動に駆られるのもこの頃だ。
最近、自分の手帖に月齢が載っているので、寝る前にチェックしてから就寝することにした。そうすると、明日のテンションがわかるので、どう過ごすかをそこでなんとなく決められるのだ。
月以外にも自然現象によって体調やテンションが変わることはよくある。低気圧が来ると頭がモヤモヤして何も考える気が起こらなかったりしたし、ちょっと前にあった皆既日食のときはすっと背筋が伸びるような感じがした。
こんなように私は月の運行など、自然現象にとてつもなく影響されやすい生き物である。ここまで影響される人はほかにあんまりいないのではないだろうか。そう思うと、自分は自然と一体に生きているんだぞー、と誇らしげになる。もしかして、自分の先祖は月の使者だったりして、その血が流れているからこんな体質なのかも・・・。ただの妄想だが考えるだけで楽しくなる。
コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。