これから求められる資質

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

2020年の大学入試問題 (講談社現代新書)

  • 作者: 石川 一郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書
 この本の帯に載っているのが下の写真です。

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これは順天堂大学の医学部の小論文に出題されていて
キングス・クロス駅の写真です。あなたの感じるところを800字以内で述べなさい
上記の本は最初、これについて書かれているのですが、
これって正解がないじゃないですか?
だからこれからは正解のないものをどのように探すか?
アクティブラーニングなどを駆使して考える力を養おう!っていうものなんですけど、
たぶん、それ間違っていると思うんですよね。
これを、この夏の学校強健で発表したときにつのだ教頭が
「ハリーポッターのモデルになった駅でしょ!」と発言したんですけど
たぶん、それが正解なんだと思います。
(間違っていたらごめんなさい。)
要するに一般常識を持っているかどうか?
ある本で、外国の人と会話するときには日本文化について聞かれることがあると書いてありました。
古典などでいうと、枕草子などや現代社会でいうと、日本の食生活や資源についてなど。
昔から詰め込み教育と言われていますけど、
その詰め込まれた知識を活かした知恵を育ませたいんでしょうね。
英語も4技能とか言われていますけど、要は聞く能力と話す能力を加えたいんでしょうね。
言い換えれば、コミュニケーション能力ですよね。
これからはAIによって、一人でする仕事は奪われます。
人が勝てるものは、知恵を出し合うことです。
だからアクティブラーニングなんでしょうね。
ということで、これからは
会話力を磨きましょう!!
おまけ。
2020年から大学入試が変わると言われているけど、
本質は変わらないと思っている。
アメリカなどのように資格試験のあとに自己PR をするような
教科+小論文の形になるだろう。
なぜなら採点基準が存在しないから。
だから社会に出たときには
コミュニケーション能力が要求されるけど、
中学入試や大学入試ではまだまだ知識偏重になる。
というか、知識がないとコミュニケーションは図れない。
知識詰め込みって結構大事だと
アクティブラーニングという言葉を聞くたびに感じる。

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