食で身体に栄養を!
本で心に栄養を!与えよう!
ということで長田が好きな本の好きなコラムを紹介します。
気に入ったら是非是非購入してください。
今回はコチラ。
- 作者: 渡辺 和子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: 単行本
人は一人だけでは生きてゆけない
人間は不完全で弱い者ですから、全てを自分ひとりでやり遂げることは不可能で、他人にゆだねる部分、頼んでしてもらうこと、分担することが必要です。
生まれつき勝気ののせいもあって、他人に頭を下げて頼むことが嫌いな上に、幼いときから、「自分のことは、自分でしなさい」と、厳しくしつけられていた私は人に委ねることが下手でした。
その私が、思いがけず36歳の若さと経験不足のまま、四年制大学の学長に任命されたものですから、いろいろ苦労をいたしました。管理職にある者は、何を、どこまで他の人に委ね、自分は何をすべきかが識別できる人でなければならなかったからです。
その日から85歳の今日に至るまで、ずっと管理職にあって、数え切れない多くの失敗も重ねましたが、委ねるということについても、多くを学びました。
その1つは、委ねるに際しては、相手を信頼しなければいけないということでした。2つ目は委ねるということは、決して「丸投げ」することではなく、要所要所でチェックをして、委ねっ放しでないことを相手にも分からせるということ。そして最後に、一番大切なことは、委ねた結果が良かったときは、その人の功績とするけれども、結果が悪かったときは、自分が悪者となることを恐れないということです。
参加意識を育てるためには、自分でしたくても、他の人に「委ねる」大切さも学びました。
神に委ねるときも同じです。神を信頼し、自分もすべきことをしながら、結果については、全てを旨として謙虚に受け止める自分でありたいと願っています。
結果が良かったときは、人の功績に。
悪かったときは自分が悪者となる。
委ねるということは、人に感謝するとともに、
自分自身に責任を持つということ。
長田はまだこの境地に達していません。。。
委ねることもできるし、その人の功績にもできるのですが、
まだ自分が悪者になれません。
う~ん。未熟だな・・・。
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