食で身体に栄養を!
読書で心に栄養を!
与えよう!
今月はコチラの本から
- 作者: 致知編集部
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本
2週目は職人の言葉
教えてもらったことは忘れる。
自分が盗んだものは忘れない。
小野次郎(すきばやし次郎主人)
当時の職人の世界は教えるじゃなくて、覚えろですから、教わることはありません。全部自分で見て、盗んで覚えるしかないわけです。覚えるか覚えないかは自分の意思一つですよ。
自分はゆくゆく独立したいと思っていたから、絶えず親方の仕事を見て、一から十まで全部を盗まなきゃならない。
親方とか先輩に教えてもらおうと思って入ってくるのは大きな間違いで、自分が上の人のやり方を盗んで勉強し、進歩していかなければいけない。
というのは、教えてもらったことというのは忘れるんですよね。自分が盗んだものは忘れない。会社なんかでも同じだろうと思うんだけど、ポッと教えてやったら忘れちゃいます。自分が苦労して苦労して、これを必ず自分のものにしようと思って、やっと盗んだものは決して忘れない。
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