プロフェッショナル100人の流儀。１０

食で身体に栄養を！

読書で心に栄養を！

与えよう！

今月はコチラの本から

２週目は職人の言葉

「いまがベストか」と

常に自分に

問答を掛ける

早乙女哲哉（天ぷら「みかわ是山居」主人）

 

 

天ぷらの場合、海老一本を揚げるのに長くて30秒。その作業をいままでに何百万回と繰り返してきましたが、30秒間、鍋の中で何が起きているかを考えなかったことは一度としてありません。そうやって、自分に問答を掛け、貯金の数を増やしていく。皿洗い１つするのでも、この皿はは何手で洗えるか、どこからどうやって洗っていけば１００％きれいに洗えるかを考えていくことが大切なのです。

 

そうやって、どんな仕事をするときも、「今がベストか、今やっていることはベストなのか」と常に問答を掛け、自分の中で整理をしていく。全ての仕事はその延長線上に連なってくるものだという気がしてなりません。