食で身体に栄養を!
読書で心に栄養を!
与えよう!
今月はコチラの本から
- 作者: 致知編集部
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本
3週目は研究者・学者の言葉
「一隅を照らす」とは、
自分の持てる力の全てを
任務の上に遂行すること
山田恵諦(比叡山天台座主)
伝教大師は、人の特性を大別すると、3つあると申されています。
「国宝とは何者ぞ、宝とは道心なり。道心有るの人を名づけて国宝と為す。故に古人の曰く、径寸十枚是れ国宝に非ず、一隅を照らす此れ国宝なりと。古哲又曰く、能く言いて行なうこと能わざるは国の師なり。能く行いて言うこと能わざるは国の用なり。能く行い能く言うは国の宝なり」
すなわち、いう事もできれば行なうこともできる人は国の宝であり、言うことは上手であるが、行いのできない人は国の師匠だと。行いの方が立派であるが、言葉のほうが上手でない人は国の働きだと、これらの3人は全ての人が尊敬しなければならないとおっしゃっているわけです。
「一隅を照らす」ということは、結局、自分の仕事に全力を注ぎなさいということです。自分の持てる力の全てを任務の上に遂行しなさいということです。
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