長田への質問

毎月1日は皆でコラムを書こうの日ですが、

今回は趣向を変えて「長田への質問」とします。

 

メールやLINEやFACEBOOKで質問してください。

それを長田がコラムにして回答します。

(あっ、SNS上で答えられそうなのにしてくださいね。)

 

例えばこんな感じ。

 

Q8:今まで生きてきたなかで一番美味しかった食べ物はなんですか?

A8:数年前TOKIOがやっていたメントレレストランに出演したとしたら、どの3品を注文しようかと考えたことがあるのですが、そのときに出た結論が

①京橋にある「伊勢廣」の『だんご』

②板橋にある「基順館」の『フィレ肉』

③千駄木にある「彬」の『さんまの焼きおにぎり』

 

になりました。ただ、これはお店の話であって、やはり一番は家庭の味です。

長田家の食卓

 

皆は私のイメージからきっと肉を書くと推測しているだろう。確かに肉は好きである。それこそ、毎日食べたいと願っている。しかしながら、年を経るにつれて健康を考えると、肉ばかりを食べるのは非常に危険である。特に1人暮らしの不規則な食事をしている場合は要注意である。そんなことを考えているときに思い出すのが母の作ってくれた朝食である。

 

両親は共働きで母はいつも遅くに帰宅していたが、朝食は必ず作ってくれていた。基本的に私のほうが早く家を出るので、実際には前日に作り置きをしてくれていておかずもほとんどが昨晩の残りである。しかし、自分の現在の食環境を考えると本当に感謝すべきことである。

 

そんな母の料理で一番好きなのは冬から春まで限定で作られる白菜の漬物である。冬に採れた白菜をまるごと2ヶ月程度つけるらしく、結構手間隙がかかっていると母は言っていた。それだけの時間を要しているだけあってとても美味しい。昔は丼で大盛りに出てきたのを1人で食べたこともあるくらい、冬は毎日食べていた。ゆずと七味唐辛子がアクセントになっていて、歯ごたえも程よい硬さであり、家族全員が大好物であった。

私と兄が茎を好み両親は葉を好むので、バランス良く無くなっていくと母が喜びながら語っていたのが非常に印象に残っている。生きてきた中であれより美味しい白菜の漬物には出会ったことがない。現在は私と兄が家を出て夫婦2人の生活ということで白菜の漬物は食卓から消えたらしい。非常に残念である。

私は駒込に赴任してから1人暮らしを始め朝食を抜くようになった。それが原因なのか毎年のように病気にかかるようになった。偏ったバランスの食事の危険性を体で学習した形になってしまった。現在は必ず朝食を摂るようにしている。といっても電子レンジでご飯を温めてふりかけなどをかけているだけである。ここにあの白菜があればとつくづく思ってしまう。

 

 

長田注)このコラムを書いたのは9年前なので、現在と異なる点が多々ある点を理解してください。

    (書き直すのが面倒、ということで・・・)

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