もうお亡くなりになられてしまったが、池田先生という数学の先生がいらっしゃった。
池田先生の授業は非常に面白く、しかし書く量が多く大変で、
だけど神様みたいにものすごく分かりやすいことで有名な先生だった。
ある年、池田先生が体調を崩されて休養する事になり
2学期の途中から長田が授業を引き継ぐ事になった。
長田の授業スタイルは黙々と板書をするタイプ。
解法などを用いるから日本語が多く書かれる。
笑いはほとんどない。
あのときは、どうやって池田先生のような授業をするべきか本当に悩んだ。
そして2,3回頑張ってみたが、どうにもできない。
ということで諦めた。苦笑
それまでは、色々な先生をライバル視して、
「負けるもんか!」とギラギラしていたが、
(本当か?)
この体験で
今まで雲の上にかすかに見えていた頂きが
隣の山だったことに気付いた。
人は人、自分は自分
器を広くして、色々なことができるようになることも大事だが、
自分にできないことはどれだけ頑張ってもすぐにはできない。
そこから、もう1度自分が目指すべき頂きは何かを考えるようになった。
そしてやっと「縁ある人々を幸せにする」ことを目的に教師をしていることに気付いた。
数学は最近サボっていたけど、
本質を教え、別解を教え、
数学に対する器を広げることをもう1回目指したい。
あとは将来の長田塾
部屋の片付け頑張ろう。
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